腸内環境を整えて幸福感の高い体質に~腸とセロトニンの関係~

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何となく毎日が楽しくない。朝起きると憂鬱で動きたくない・・・

あなたは腸のケアをしっかりとしていますか?腸内環境を整えることで、幸福感を高めることができて、楽しく笑って生きることができるかもしれません。実は腸内環境と幸福感は密接な関係があるのです。

ココロとカラダの密接な関係

「自分は健康だと思いますか?」と質問されたらあなたは何と答えますか?

「私は健康です」

「私は不健康です」

自分が健康であるか、健康でないかといった健康度の自己評価には、それぞれ個人差があります。

多くの人は病気がなければ自分は健康であると思っています。

身体的に異常がなくても、運動不足・睡眠不足・ストレスといったものを生活の上で感じていれば「健康でない」と感じる人もいます。

たとえ身体的に異常があったとしても環境や生活との調和が感じられ充実した生活を送っていれば「健康だ」と感じる人もいます。

昔から「病は気から」ということわざがあるように、実はココロとカラダは相互関係にあって深いつながりがあります。

心とは、言葉や記憶、感情、思考、意欲、判断、知能などの人間の精神的な活動のことで、脳によって生み出されていると考えるのが一般的です。

脳が心を支配していると言い換えてもいいかもしれません。

しかし、心を支配している脳も実は支配されているのです。

「幸せホルモン」セロトニンのつくられる量は"腸"次第

『腸』は、身体の臓器で唯一脳や脊髄からの指令がなくても反応をおこさせる神経系を持っているため『第二の脳』とも呼ばれています。

小腸にある腸クロム親和性細胞では全体の95%のセロトニンを生成し分泌しています。

セロトニンは別名幸せホルモンと呼ばれているように、気分を安定させ、幸福感をもたらし、抑うつ感を晴らす働きをします。

セロトニンの95%は小腸でつくられますが、あと5%は脳でつくられます。

精神面に大きく関わるのは脳でつくられるセロトニンなので脳でたくさん作られることが理想的なのですが、そのためには腸内細菌のバランスが整った腸内環境であることが必要です。

腸でつくられたセロトニンは脳に直接移動するわけではないので、脳のセロトニンは脳内でつくられなければなりません。しかし、脳で作るにはセロトニンの前駆体5−HTPや酵素を腸から血液脳関門を通って供給されなければなりません。

脳のセロトニンの前駆体5−HTPは、腸内でたんぱく質から分解された必須アミノ酸「トリプトファン」から生合成され腸から血液脳関門を通過します。

腸内で、トリプトファンなどのアミノ酸がたんぱく質から分解されるときにビタミンCなどのビタミン類が酵素として使われるわけですが、トリプトファンからセロトニンの前駆体5−HTPを合成するときに補酵素として必要になるものがビタミン類のひとつであるビタミンB6です。

ビタミン類は腸内細菌によって食品から吸収され、合成されているわけですから、腸内細菌が減ってしまうと5−HTPを生合成するビタミン類を食品から取り出せないため、脳内でセロトニンが作れなくなり、精神にも影響が出てくるわけです。

幸せホルモン体質になるには、第一に腸のケアが大切ってことなのです。

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