あなたの体温は何度ですか?
36.7℃が美人の体温といわれています。36.7℃って微熱?‼︎と思ってしまったあなたは、もしかしたら冷えているのかもしれません。
手足が冷たいと感じていたり、自分は冷え性だと自覚している人もいれば、冷えの自覚がない人もいます。
いつも暑がりで布団から足を出さないと火照って眠れない、冷たい飲み物を好み冬にはアイスが食べたくなる人はあなたの周りにいませんか?
そんな人は冷えの自覚がないだけで、実は胃や腸などの内臓が冷えているのです。
今回は、冷えについて書いてみました。
冷えの原因
現代病ともいえる「冷え」。原因は生活習慣そのものであることは間違いありません。
電車や車など交通機関が便利になり体を動かす機会が少なくなったことや、行きすぎた健康志向からのダイエットブームによるエネルギー不足、パソコン・スマホへの依存、薄着、エアコン生活・・・・などなど、自分たちの生活環境を見回してみるだけで冷えの原因になるものはたくさんあることに気づくはずです。
私たちの体が熱をつくり出すには、食べ物からつくられるか、筋肉を動かしてつくられるかのどちらかしかないのですが、熱を作ることができずに「冷え」た状態がつづくと自律神経のバランスが崩れ、ますます体温調節ができない体になってしまいます。
低体温と低酸素が病気を招く
ここでいう低体温とは36℃以下をいいます。
肌荒れやくすみ、生理不順、生理痛、肩こり、頭痛、腰痛、腹痛、太りやすく痩せにくい、風邪、眠りが浅いなどは低体温の症状ですので、自分の体とよく向き合ってみてください。
私たちの体は一つ一つの細胞が集まって、皮膚や脂肪、筋肉、骨、内臓などの組織を形成しています。その一つ一つの細胞では新しい栄養素や酸素を取り込み不要になったものを排出しています。
体温は1度上がると、免疫は60%アップし、基礎代謝は約12%アップし、1度下がると免疫は30%ダウンし、基礎代謝は10%ダウンすると言われています。
体温が下がると、血流が悪くなり体液も滞ります。各細胞に酸素を運んでいるのは、血液の中の赤血球ですので、血流が滞ると当然、体も酸素不足になってしまいます。
「温め」の効果
体を温めることの効果はたくさんあります。
- 自律神経のバランスを整える
- 血行促進
- 筋肉の緊張緩和
- 関節可動域の改善
- 内臓脂肪、皮下脂肪の燃焼
- 冷えの改善
- 免疫力アップ
- 痩せ体質になる
が主な効果ですが、付随してさらに多くの効果を実感できることでしょう。
免疫細胞の60〜80%が集まっている腸を温めるとさらに健康になる
腸内細菌が元気に活動する温度は37℃です。体を冷やすような食生活をしていたり、シャワーだけですませてしまっていては体の内側まで温まりません。
普段から腸を冷やさないように心がけることが大切です。
わたしが提供している腸もみ『美腸エイジング』は、まずは腸を温めることから始めます。体の冷えは個々に違いますので温めの時間の長さも変わります。腸は温めると自ら動きだそうとします。充分に温めた後に腸もみで、ぜん動運動を促し、全身の細胞を活性化します。
腸が健康のカギです。おなか大事にしましょう〜!