こんにちは。青森の美腸プランナー石川ちおこです。
2月に入ってからますます猛威を振るっているインフルエンザ。
みなさんはどんな対策をしていますか?
お口の中をキレイにしているとインフルエンザの予防になると先日テレビでやっていました。
わたしは普段は歯科医院で仕事をしているのですが、
そういえば、「インフルエンザに罹ってしまったので予約キャンセルします」という電話はまだ受けていませんし、治療の方も、定期検診の方も予約通りに来院されています。・・・・・すごい!やはり日頃の口腔ケアは大切ですね!
今回は、インフルエンザ対策について書いてみました。
Contents
インフルエンザ予防対策|3つのポイント その1 “口腔ケア”
口の中の状態が良好な人は、慢性疾患になりにくく、定期的に歯科医院で口腔ケアをしているひとはそうでないひとに比べ、医療費がかからないというデータも明らかにされています。
口の中には、約500〜700種類の細菌がいて、きちんと歯磨きや歯科検診を行っているひとの口の中には約2,000億個、口腔ケアをおろそかにしているひとの口の中には約4,000〜6,000億個もの細菌が住み着いています。
口の中の細菌が作り出す酵素“プロテアーゼ”は、体内に侵入してきたインフルエンザウイルスの増殖を手助けする酵素として知られています。
日頃から歯磨きや舌磨きをきちんと行い、口の中の細菌を減らすことで、唾液中のプロテアーゼ量も減らすことができます。
歯周病のひとや、きちんと口の中のケアができていないひとは、インフルエンザに感染しやすいということですね。
起床時の歯磨き、食後の歯磨き、寝る前の歯磨きを心がけて、口の中を清潔にしておくことがインフルエンザの発症を抑える第一歩というわけです!
まずは、菌のエサとなる糖分や食べカスを丁寧にブラッシングをして取り除きます。歯と歯の間、歯の根元の境目、噛み合わせの面など、歯ブラシを小刻みに動かしながら磨きましょう。
それから、舌にも多くの汚れや菌が付いていますので、舌磨きも効果的です。
また、仕上げにはデンタルフロス(歯と歯の間の歯垢除去のための糸状の口腔衛生補助用品)も使いましょう。
歯ブラシとデンタルフロスを使って歯磨きをした時と歯ブラシのみで歯磨きをした時とでは、デンタルフロスを使って磨いた時の方が、約30%歯垢除去率がアップしているそうです。
歯ブラシだけでは落としきれない歯と歯の間の歯垢もきちんと落として歯垢がたまるのを防ぎましょう。
口腔ケアは、健康寿命を伸ばし、エイジングケアにも役立ちます。
私たちは、もっともっと、生活や暮らしを見直し、ココロとカラダの健康や病気の予防に目を向けていく必要があります。
インフルエンザ予防対策|3つのポイント その2 “ビタミンD”
一般的にビタミンは、体内で作ることのできない栄養素として知られていますが、ビタミンDは、日光を浴びることによって、皮膚で作られるという特徴があります。
朝起きたら太陽の光を浴びるようにしたり、お天気の良い日には外を散歩したりするのも良いですね。
朝の日光浴が難しいひとや、高齢者のひと、肥満のひとなどは、ビタミンDが不足しや食い傾向にありますので、サプリメントなどで補うのも良いでしょう。
ビタミンDの効果や働きについてはまだまだ未知の部分があるようですが、
小腸や腎臓でのカルシウムやリンの吸収を高めて骨や歯を強くしてくれたり、
血液中のカルシウム濃度を保ち神経や筋肉の機能を維持してくれたり、
免疫機能の調節をする働きがあります。
身体全体の免疫細胞の約7割は小腸で生成されています。どんなに高価なサプリメントを飲んでもどんなに高級な食材を食べても、小腸が汚れていては、せっかくの栄養素が吸収されず、おトイレにジャーなんてもったいないことになってしまいます。
小腸が綺麗な状態で、ビタミンDを摂取し、免疫機能を高めることで、インフルエンザ予防につながります。小腸をきれいにするには腸もみが効果的!ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせくださいね^^
インフルエンザ予防対策|3つのポイント その3 “緑茶”
緑茶に含まれるカテキンは、ウイルスを攻撃して退治してくれる作用があることが確認されています。近年ではインフルエンザA型にもB型にも効果を発揮することがわかりました。
食後や仕事の合間など、1日2〜5杯を目安に緑茶を飲むことでインフルエンザ罹患のリスクが大幅に減少すること間違いなし!
そして、緑茶にはフッ素効果もありますので、緑茶うがいをするだけで虫歯予防にもつながります。
緑茶の高貴な香りでリラックスしながら予防もできるなんて一石二鳥ですね!