今や世界でもトップの長寿国日本。
女性男性ともに、平均寿命が80歳を超え、女性は世界1位、男性は世界3位となりました。
しかし、誕生してから死ぬまでの期間が長くなったものの、最後の最後まで自立した生活を送ることができている人の割合は少ないです。
日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる生存期間のことを「健康寿命」といい、女性74.2歳 男性71.1歳です。平均寿命と健康寿命との間には差があり、人生の最期を迎えるまでの9年〜13年は、誰かの介助を必要とした期間を過ごしているという結果が出ています。
わたしたちの今からするべき課題は、いかにして最期まで健康な状態で生きるかということです。
Contents
「冷え」と「ロコモティブシンドローム」について
健康寿命に大きく関係しているのが
「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)であり、進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。
進行すると日常生活にも支障が生じてきます。いつまでも自分の足で歩き続けていくために、運動器を長持ちさせ、ロコモを予防し、健康寿命を延ばしていくことが今、必要なのです。
「冷え」はロコモ予備軍をつくっている
では、どうして「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)になるのでしょうか?
低体温によって筋肉が冷えているのです!すなわち現代人は「冷え」ている!「冷え」は万病の元です。
冷えの正体は
- 「血行不良」 血流不足や代謝の低下によって熱産生が不足します。
- 「低体温」 季節や気温など関係なく、年中温度管理されるなど冷えた生活によって、自律神経のバランスが崩れ、体温調節に不具合が生じている。
体が冷えていることによってロコモ予備軍は40代男女では5人に4人、子供に至っては10人に1人ともいわれています。
また、下記のような美容のお悩みを持っている方も隠れロコモ予備軍です。
・太ってきたので痩せたい ・足がむくむ
・顔のたるみが気になる ・ウエストのくびれが欲しい
・リラックスしたい
・・・など低体温が原因でおこる体の不調もロコモ予備軍に入っていることを覚えておきましょう。
まずは、ロコモ予防のために、原因を取り除いていかなければなりません。
美容のお悩みのある方は美容的アプローチを、健康面のお悩みのある方は健康に目を向けたアプローチを、その根本原因は何かをよ〜く考え、どちらからアプローチしてもロコモの予防になることは明確です。
歯科分野からのロコモ予防もとても重要です。
咀嚼力は生命力そのものといっても過言ではありません。
よく噛むことは筋肉に熱をつくりますので、歯を失うことと、運動器の低下は深く関係しますし、食べ物をよく噛んで食べることは、老化のスピードを遅らせます。
つまり、歯科からのロコモ予防は必須です!
大切なのは「体温」〜「メディカルインディバ療法」の提案
ロコモ予防のひとつとして「メディカルインディバセラピー」を提供しています。
今回は、トップアスリートや数々の著名人ご愛用、最近では競走馬のメンテナンスにも使われている「インディバ」について見ていきたいと思います。
インディバって何?
インディバ(INDIBA)とは、電気メスの発明者であるスペインの物理医学博士ホセ・カルベット氏(インディバ社)により開発された、電磁波エネルギーによる「高周波温熱機器」です。
カラダの深部から発熱し細胞や組織が活性します。
インディバによって、基礎代謝があがり、免疫力がたかまって、自律神経が整うなどの効果から体質改善され、カラダの内側からの美と健康を得ることができ、アスリート・モデル・芸能人・美容家など多くの方たちに愛用者が多いことでも有名です。
インディバには、エステティックサロンに導入される機器と、医療機関に導入されるクリニック専用機器とに分けられます。
クリニック専用機器「インディバCRet System MD530」は、内科、産婦人科、歯科、皮膚科、形成外科、アンチエイジングクリニック、さらには鍼灸・接骨院、スポーツ医学の分野でも、従来の治療を補完する、あるいは併用する専門機器として幅広く導入されています。
メディカルインディバ療法の目的
体温と免疫・基礎代謝の関係は一般的には、体温が1度上がると、免疫は約60%アップ、基礎代謝は約12%アップし、1度下がると、免疫は約30%ダウン、基礎代謝は約10%ダウンすると言われています。
メディカルインディバセラピーの目的は、深部から熱をつくることで代謝を上げて各細胞の活性化をはかり、血液・リンパ液・脳脊髄液など体液の流れを整えて人の身体にとって不必要な異物や老廃物を集め排出し、各細胞に質の良い血液と十分な酸素を運ぶことです。
メディカルインディバ療法の効果
🌸体の深部まで熱を作り出し細胞が活性化する
人体は1つ1つの細胞の集まりで、内臓や骨、脂肪、筋肉などの組織を形成しています。
インディバは、細胞を取り巻くイオンの働きを促進させることで細胞レベルでの修復や活性を行うことができます。
また、細胞を活性させることで温熱効果があり、あらゆるところに作用して、低体温などの改善に働きかけ、エネルギー代謝が活発になる体になります。
インディバで体の深部温度は3〜7℃上昇します。
🌸ヒートショックプロテインがつくられる
この熱によって、「ヒートショックプロテイン」(Heat Shock Protein)という特殊なタンパク質がつくられ増やされます。40〜42度の熱ストレス(ショック)を与えると増えるタンパク質で「HSP」と呼ばれています。体に熱ストレスを加えるとHSPは増加し、傷ついた細胞の修復をします。
例えば、怪我の傷の治りが早くなったり、自己治癒力が強くなります。健康な成人でも毎日4,000~5,000もの細胞が傷ついていると言われますが、この傷ついた細胞を癌化させないように修復してくれているのがHSPというわけです。
また、癌細胞は43度で死滅していきますので、癌細胞にも効果的にダメージを与えることができます。
🌸幸せホルモン「セロトニン」がつくられる
インディバは開始直後から、ビリビリ感や痛みを感じることなく、お腹のずっと奥の方にポカポカとした心地よい熱を感じることができます。
それはまるで温泉に浸かっているかのような優しい加温です。
実はこの「心地よい」「気持ち良い」というのがとても大事なのです。
お腹の中には筋肉や内臓があり、その中には当然「腸」も温められています。
「脳腸相関」と言われるように脳と腸は互いに影響し合っていて、腸が温められることでつくられる幸せホルモン「セロトニン」が形を変えて脳に伝わっていきますし、脳が気持ちいいと感じると自律神経の司令塔である視床下部が副交感神経を優位にしさらに腸は動き出し体にとって良い状態に導き、リラックスさせる効果があります。
🌸体内酵素の働きが活発になる
目標とする平熱は36.7℃が理想です。
酵素には、食物酵素と体内酵素があります。
体内酵素は、食べ物を分解・吸収をおこなう「消化酵素」と病気や怪我などの治癒をおこない免疫力を高めカラダの毒素を排出する「代謝酵素」に分けられます。
糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素は、酵素がないと分解・吸収ができるかたちになれません。
生命活動に欠かせない酵素が最も活発に働ける体内環境は37.2℃です。
他にも
🌸脂質代謝が良くなり痩せやすくなる
🌸糖代謝が良くなり糖尿病予防になる
🌸免疫力が上がり風邪や癌の予防になる
🌸肝機能があがり、解毒機能が強くなる
🌸皮膚や爪や髪の毛などの新陳代謝が早くなる
🌸自律神経のバランスが整う
🌸血行促進 筋肉の緊張緩和(肩こり・腰痛改善)
🌸関節可動域の改善(姿勢改善)
🌸内臓脂肪・皮下脂肪の燃焼(メタボ予防)
🌸セルライトの改善
🌸皮膚の引き締め
🌸冷えの改善
🌸リラックス効果
🌸リフトアップ
など、深部体温を上昇するだけで、今まで病院では「何も異常はありませんよ〜」なんて言われていた原因不明の不調や痛み(肩こり・腰痛・生理痛・頭痛・めまいなどの体調不良)が改善されたりします。
体温が34℃台、35℃台の人でも、メディカルインディバ療法を受けているときは、自分の体温の3〜7℃上昇しますので、体内酵素を活性化させることができます。
そして、個人差はありますがメディカルインディバ療法を継続していくことで自分の体温として定着していき、低体温の改善へとつながります。
医療(歯科)とインディバの併用
インディバは、単体でもダイエットや血行促進など効果がありますが、組み合わせて使うことによって抜群の相乗効果を発揮します。
2つの療法を統合することによって両者の特性を最大限に生かし、お一人お一人に最も適切なオーダーメード医療の提供が可能です。
治療と予防医療の両面から、対症療法・原因療法を連携させていく統合医療の推進が、超高齢化社会に突入している日本には急務となっています。
今回は歯科との併用について書きましたが、医科との併用でも数々の効果が報告されています。
併用によって期待できる効果
- 免疫増強(T細胞、NK細胞の増加および活性化)
- がん細胞の抗原性増強
- 放射線感受性の増強作用
- 化学療法感受性の増強作用
- 自律神経の調整
- 冷え性の緩和
- 疼痛の緩和
- 免疫の改善
- 循環の改善
- 運動能力向上
- HSPによる細胞修復
- メタボリック症候群対策
- ロコモティブシンドローム対策
- QOLの向上
ま と め
私たち人間は生きている限り日々ストレスを受けています。
しかし、そのストレスを排除することにエネルギーを使うより、ストレスとともに生き抜く心と体づくりをしていくことの方が楽しいしその中で生きがいを見出すこともできます。
メディカルインディバ療法は、お一人お一人のライフプランがより充実したものになるように、縁の下の力持ち的なものです。
バリバリ仕事して収入を上げる、円満な家庭生活をおくる、趣味を楽しむ、老後の人生を有意義に生きることも、寝たきりや病弱な身体では難しいですし、健康な身体だからこそできることなのです。
全世界の美容業界・医療業界が導入し、数々の症例実績を誇る
「インディバ」を是非お試しください。