名前:石川 知王子(いしかわ ちおこ)
青森県七戸町出身
生年月日:1977年11月5日 血液型:B
好きなこと:踊ること・寝ること
最近、アシュタンガヨガと出会い、今の自分の身体の限界を知ることができて嬉しくなった(わたし、変?)多分ですが、何年もかけて極めていくつもりです。仲間募集中。
少しですが、わたしについて書きます。
わたしは、歯科医院の美腸プランナーとして歯周病に悩む患者様に腸内環境改善のためのサポートをしています。
また、歯科医院での勤務以外ではロコモケアのための体操教室と、青森県健康管理士会の研修会やイベントで笑いヨガをやったり(実はわたしは、笑いヨガリーダーという資格ももっています)、日本美腸協会認定講師として美腸プランナー3級と2級の資格取得講座も開催しています。
私が歯科医院で勤務する傍らで、セミナー講師として活動しているのには、大きな理由が3つあります。
Contents
インターハイ出場とケガに泣いた3年間〜筋肉の癖はカラダの不調へとかわる!〜
私は、小学校4年生から社会人までソフトボールをやっていました。
けっこう頑張ったので高校時代にはインターハイ、国体と出場することができました。
しかし、高校3年間は3度にわたる足の手術で、ケガに泣いた3年間でもありました。
私は美腸プランナーになる前は、姿勢インストラクターとストレッチトレーナーをしていました。
骨格のこと、筋肉のことを学んだことで、ゆがんだ姿勢でのトレーニングは筋肉に負担がかかり痛みやケガの原因になることを学びました。そして過去の事故やケガによる筋肉の癖はいずれカラダの不調として現れてくることやロコモ(寝たきり)の原因であることを知りました。
正しい姿勢は配列の整った丈夫な骨と強くしなやかな筋肉で作られます。
良い骨と良い筋肉を作っているのは毎日の食事から摂取される栄養素です。
その栄養素のほとんどは腸で吸収されることを美腸プランナーの勉強を通して知りました。
現役時代にこのような知識があったら、足の故障は防ぐことができたんだろうなと少し悔やまれます。
現在トレーニングを頑張っている人や、部活動やクラブチームで頑張っている生徒さんたちには、本気で頑張っているからこそ残念な思いをしてほしくないです。
機会があるごとにお伝えしていきたいです。
父からもらったミッションを胸に!〜心の痛みを持った方の助けになりたい!〜
美腸プランナーの勉強をして腸は精神にも大きく関わっていることを学び、わたしはハッとしました。
私の父は、重度のアルコール依存症からうつ病になり、自傷行為に至った過去があります。アルコール依存症って自分の意思でどうにかなるような病気ではないんですよ。責任感が強くて几帳面な父はそんな自分を許せなかったのだと思います。だんだんと精神的に自分を追い詰めていき、うつ病になりました。私はお酒を飲んでいる父にあまり関わらないようにしていたので父の苦しみにも家族の苦悩にも気付いてあげることができませんでした。
父は奇跡的に命を取り留めましたが、その代償としておなかに深い傷と腸を傷つけたことによるひどい排便障害で便秘をするようになりました。
わたしはこのような経験をするまでは、うつ病も自殺も自分とは関係ない全く別の世界のこと、と思っていました。しかし、大切な人を失いそうになって、苦しんだのは本人だけでなく周りの人間も精神的にかなりの苦しみを受けました。誰でもみんな、心の病気と隣り合わせなのです。
人はちょっとしたスイッチですぐに病気になってしまうもの。でもそのスイッチが入るか入らないかの強さは腸内環境で決まっていると言っても過言ではないかも。腸のケアが心の痛みを持った方の助けになるのでは、と思ったことが認定講師になった理由2つ目。
アクティブエイジングの伝道師になる〜高齢になっても元気に社会参加できる身体作りの助けになりたい!〜
アクティブエイジングって聞いたことありますか?
アクティブエイジングとは高齢になっても、元気に社会参加でき、生き生きと活力にあふれた生活を送りながら歳をとることをいいます。
私の祖父は現在87歳で、意思疎通は出来るものの全介助が必要な状態つまり寝たきり生活です。
祖父は、わたしのソフトボールの試合に応援しに来ることが楽しみの一つだったようで欠かさず足を運んでくれました。また、歯科医院にも頻繁に来てくれていました。
15年くらい前に屋根の雪下ろしをしていた際に転んで屋根から落ちてしまった時から、常に「腰が痛い、腰が痛い」と言っていました。それから何年かして「ひざが痛い」というようになり、足も変形してきて立って歩くことが億劫になり、まだ動けるのにあまり歩かなくなりました。
ヒトの身体って、動けるのに動かないでいると動きたい時に動けなくなってしまうものなのです。
残念ながら、祖父はもう以前のように、田んぼに行ったり、山菜を採りに行ったり、庭木を剪定したりすることができなければ、歯科治療のために来ることもできません。
みんなが笑顔の社会を!
私は、過去の怪我により現在でも痛みに苦しんでいる経験や、大切な人を失いそうになった経験、祖父のことや歯科医院で長年医療にたずさわってきた中で、本当の健康とは何かを追求し、正しい姿勢と呼吸の大切さ・命の原点である腸の大切さ、体を温めることの大切さにたどり着きました。
人生の最期の瞬間まで、自分の足で立って歩き、一人で食事も排泄もできるような体作りのお役に立ちたい!
高齢になっても生き生き健康に社会参加できるココロとカラダをつくり、みんなが笑顔の社会を一緒に目指したいと思っています。