美人になる成分がたっぷり入った食べもの"さつまいも"
"さつまいも"に含まれるうれしい成分についてみてみましょう。
さつまいもにはビタミンがたっぷり
さつまいもには、ビタミンが多く含まれています。
- 腸の中でも重要な働きをしてくれて、糖をエネルギーに変えてくれるビタミンB群
- 抜群の抗酸化力で細胞を守ってくれるビタミンE
- 主に小腸で必要な分だけビタミンAに変わり活性酸素を除去してくれるカロテン
- コラーゲンの生成やメラニンの色素沈着予防など老化の防止や、風邪予防にも効果を発揮してくれるビタミンC。さつまいもに含まれるビタミンCは、100g中30mgと非常に多く含まれています。また、でんぷんで守られているので熱に強いという特徴があります。ですから、焼き芋にしたり揚げ物にしたりしても、ビタミンCは壊れにくいのでしっかり補給することができます。
これらのビタミンをバランス良く摂取できるので、シミやしわ、皮膚のたるみ、そばかすなどを防ぎ、ぷるぷる美肌へと導いてくれるのです。
さつまいもは皮がすごい!
さつまいもの皮には、食物繊維、ビタミンC、アントシアニン、カルシウムが豊富に含まれています。カルシウムは100g中32mgと他の野菜に比べても多い方ですし、イモ類のなかでもカルシウム含有量はずば抜けています。
アントシアニンはポリフェノールの一種で第7の栄養素ファイトケミカルとして注目されています。視力の低下を防いだり、目に効果的な栄養素です。先ほどのビタミンCもそうですが、カルシウムの多くはさつまいもの皮(なんと実の5倍!)に含まれているので皮ごと食べるのがオススメです。
さつまいもを食べると腸が踊りだす
さつまいもを食べるとおなかが張ってきたり、おなかがポコポコしてきませんか?それは、腸が自力で動き出しているからです。
さつまいもには、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、さつまいもにはどちらもバランス良く入っています。特に不溶性食物繊維であるセルロースは便量を増やして大腸を刺激し腸のぜん動運動を活発にする働きがあります。
また、ヤラピンは緩下作用と言って便を柔らかくして排出しやすくする働きをする成分で、さつまいもだけに含まれているものです。
さつまいもを食べるとおなかが活発に動き出すのは、豊富な食物繊維とヤラピンの相乗効果によるものです。
きちんと便を排出することは、大腸がんの予防にもなりますし、最高の美容法なのです。